*

~スポーツ心理学~親とコーチがこどものやる気を保つ為に出来ること

公開日: : 最終更新日:2015/08/26 スポーツ, 運動 , , , , , , ,

大好きな人が思うように行動してくれなくて困っていませんか?

「どうしてしてくれないの?」

「なんでできないの?」

人を責めても結果が良くなることはあまりありません

 

できるだけ自ら良い行動をして欲しいものです

 

やる気や動機づけが最も高くなるのは、主観的な成功の可能性が50%の目標である以前に書きましたが、今回はその続きです

>>>(前回)スポーツと子育て やる気を高める為に親とコーチの出来ること

行動をした結果を知らせる(フィードバック)

運動の学習の過程は

『動く⇔見る』を繰り返すことで初期の動きを習得していきます

はじめは言葉がけだけではなかなかうまくいきません

 

そして『動く⇔見る⇒補助⇒自力』

つまり人のまねをする、模倣する情報を視覚から獲得しながら

他の人の手をかりて(補助)だんだんと自力で上達していくのです

 

フィードバックを与えられることは技能の向上に欠かせないものでありますし、他者に結果を知らされるということは、行動への動機づけを高める働きもあります

 

効果的なフィードバックの与え方

 

①理解しやすいように具体的に簡潔に与える(抽象的やまわりくどい言い方にならないように)

②行動した後できるだけ早い機会に与える(即時フィードバックの原則

③褒め言葉として与える

④初心者は単純に明確に、熟練者はある程度詳細にあたえてもよい

⑤学習の初期は少なめに、後期は多めに与えてもよい

 

今の行動がどうだったのか、どのように出来ていたのかを伝えるとき

出来ていないときは「出来ていない」というよりも「次はこうしてみたら」とポジティブな言葉を選ぶべきですね

 

例えば野球のバッティングで空振り三振したとしても

球とバットが30cm離れていたと伝えるのでなく、バットの持ち方やスイングの仕方や球を最後までよく見ることなど

次の行動がよくなるようにフィードバックを与えましょう

 

人の行動に失敗はつきものですが

指摘するときに以前の失敗を引き合いにだして「前もこうだったのにまた~・・」と過去の出来事を怒られてもフィードバックにはなりません

 

自分の昔の恋人の話をしても現在の恋人は喜ばないのと同じです(違うか?)

 

おもちゃを片づけられないこどもに

「いつも散らかして」「いらないなら捨てるよ」と言ってはいけないのと同じです

『動く⇔見る⇒補助⇒自力』なので

親が片づける姿を見せたり、片づけのお手伝いをしてあげることで

だんだんとすこしずつ一人でもお片付けができるようになっていくのです

 

成功と失敗のバランスをとる

最初に成功感情を持たせ、その後に失敗の経験をさせると

はじめの成功によって生まれた自信から、たとえ失敗したとしても

それを克服しようという意欲が生まれてきます

 

しかし成功ばかり経験していると新鮮味がなくなり単調となって動機づけが低下しやすいのです

やらなくてもできると思い努力をしなくなったり興味も失っていきます

勝ってばかりいて天狗になってしまうのも困りますけれど

 

 

また失敗ばかり経験していると自信がなくなり劣等感が助長されるでしょう

 

さらに連続的な失敗経験は動機づけを低下させるだけでなく

学習性無力感と呼ばれる、失敗の連続によって運動したり学習することを

あきらめてしまい絶望感や無力感が形成されることがあります

 

学校の苦手な教科が嫌いになったり

頑張れば勝てるかもしれない状況でも試合前から勝てっこない、うまくできないと思い込んでしまうことです

 

したがって、成功と失敗をバランスよく経験させることが重要ですし

 

・学習者の努力によって達成可能な行動

・成功によって人に承認されるような目標

・個人の能力に適した題材

・個人の得意なプレイ

などで自己の力で成功した喜びを感じとらせることが大切です

 

ある程度個人に自主性を持たせる(指し手的感覚)

自己が行動の主人公であり

自己の運命や行動を支配しているのは自分自身であると認知(指し手的感覚)

していると動機づけは高くなります

 

逆に、自己の運命は他者に支配され決められていて

自己の行動はあやつり人形にすぎないと感じている場合(コマ的感覚)

では動機づけは低くなります

 

スポーツにあてはめてみると

練習内容を自分(たち)で工夫しながら決めたり

良いプレイや成績がでるのは自分(たち)に原因があると感じられるのか

それとも練習内容や試合の準備を全て指導者に任せっきりなのかでは

動機づけの高さが違うのです

 

「自分に力があったから勝てた」

「一生懸命やったからうまくいった」

「これまでの練習が足りなかったのでミスしたが、これからはもっと練習しよう」

「能力でなく努力が足りなかった」

と成功も失敗の原因も努力に帰属させることができると

 

成功すると次もうまくできるだろう

失敗しても次こそうまくできるだろう

という期待感も動機づけを高めます

 

 

仕事でも

スターバックスのようにある程度自己に行動の自主性や責任を認めてくれる職場では、働いている人たちの顔は生き生きとしているでしょう

 

全て指示待ちの人間で、上司は自分に決められたことしかさせてくれない、自分は歯車にしか過ぎないと将来に不安を感じていては社会はつまらないでしょう

 

ほとんどの人は自分で決めたことには責任を感じるし

最後まで努力するものです

 

やる気を育てるには主体性を促す配慮が必要なのですね

 

 

 

それでは今日も明日もハッピーな一日を。

 


参考:スポーツプログラマー2種教本

 

アマゾンアド

アドセンス

スポンサーリンク

関連記事

熱中症予防のために適切な水分補給をしましょう

暑い日が続くと気になるのが熱中症ですが そもそも熱中症とは何なのかふんわりとしか知らなかったの

記事を読む

冷え性の体質を改善する温活をしよう

最近の言葉の流行の「~活」 就活、婚活、妊活などいろいろありますけど 就職活動を略した就

記事を読む

活動量計に欲しい機能は?防水を一番に考えているという方へおすすめのモデル

運動の習慣が ある方もない方も、 春を感じるこれからの季節は  

記事を読む

イングランドのプレミアリーグは誤審を認めた

処分を撤回したけれど 試合から2日後に規律委員会が 不当なジャッジだったとして間違って退場さ

記事を読む

自転車に乗りながらスマホ使っていると危険運転とみなされ3時間の安全講習を受講することになるかも

車の免許更新の際の違反者講習だって2時間なのに 2015年の6月1日から14歳以上は3年以内に

記事を読む

バランスボールの競技力アップの為の使い方

バランスボールの工夫とアイディア エクササイズの為に買ったはいいけどクローゼットの奥で眠っている

記事を読む

トレーニングの効果を成果に変える為の5原則

トレーニングの指導者やコーチにとっては当たり前の五原則も、選手や一般のトレーニング・スポーツ愛好者で

記事を読む

走る 生きる 彩る

TOP3 ・怪我をした ・走る時間が無い ・モチベーションが続かない  

記事を読む

泳いだ距離と睡眠と歩数を記録してくれるMisfit Shine アクティビティモニター

水深50mまで使用可能な防水機能付きの活動量計(アクティビティモニター)です! 普段は歩いた距

記事を読む

昭和新山国際雪合戦で2連覇達成

YOUは何しに日本へ?でも バナナマンの大人気番組です。外国人に密着するロケを新千歳空港でしたいた

記事を読む

アマゾンアド

アドセンス

スポンサーリンク

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

アマゾンアド

アドセンス

スポンサーリンク
活動量計に欲しい機能は?防水を一番に考えているという方へおすすめのモデル

運動の習慣が ある方もない方も、 春を感じるこれからの季節

モカエクスプレスとフレンチプレス。どっちにも良さがある。

朝はいつもねむいけど、   少しだけ早起

MIZUNO GXシリーズ レース用の競泳水着を選ぼう

ー 大会で良い結果を残したい ー ー 0.1秒でもベスト

バルミューダ ザ トースターを家族で。

妻が職場の忘年会で当てて 鼻高々で持って帰ってきた バルミ

リオデジャネイロの7人制ラグビーでニュージーランドに勝利!

鳥肌がたちました!!   ワールドカップに引き続

→もっと見る

PAGE TOP ↑